更新日:2022年01月20日(木)
推薦入試などで卒業後の進路をすでに決めている高校3年生は、現在、特別に編成された授業を受けています。
その一環として、今日は共立女子大学の学生支援課よりキャリアコンサルタントの石川昌宏さんを招いて「キャリアについて考える」をテーマとした特別授業が行われました。
また、現在大学4年の本校卒業生も二人参加してもらい、当事者としての話も聞かせていただきました。
授業では、最初に少子高齢化など日本の抱える問題点が取り上げられ、その中でのキャリア設計のあり方を考えました。
そして女性が自立して一人暮らし生活するには一か月にいくら必要なのか、実際に一人ひとりが家計簿を作成して確認してみました。
次に今日の出席者の次の人生の転機となる「就職の壁」にも言及し、その際にどんな力が必要か、実際の就職試験の問題にチャレンジしたり、履歴書に書くべき内容を確認したりして、大学時代をどのように送るべきかを考えました。
最後に目標を立てて歩むことの大切さを確認し、卒業までにできることのリストを個々が作成して提出しました。
進路決定者の生徒たちは解放感に浸っているところかと思いますが、そんな今だからこそじっくり将来を考えられるかもしれません。
この授業が意識を新たにするきっかけになるといいですね。