2024種子島粗糖デジタルブック
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給食献立を作成するにあたり、美味しい給食を届けたいことはもちろんのこと、栄養バランスや粗糖?地元の食材をどのように使用して献立を作成するか意見を出し合いながら試行錯誤を重ねました。また、中種子町学校給食センターの三善先生からご助言を頂き、栄養バランスを調整しながら試作?試食を繰り返しました。特に、たんぱく質や脂質の量をバランスよくするために野菜や肉の種類など様々な点で工夫をしました。 豚肉の味噌炒めでは種子島産粗糖を使用しました。種子島産糖の甘味とコクを活かした味付けにし、料理の美味しさが引き立つ粗糖の分量を何度も調整を重ねました。具だくさんけんちん汁の里芋と冬瓜は実際に提供された9月が旬の食材で、種子島で収穫されたものを使用しました。鰹節?昆布の混合出汁で優しい味付けで、具材にはこんにゃく、豆腐、油揚げ、ごぼう、にんじん、なす、里芋、冬瓜を使用しました。みりんの代わりに種子島産粗糖を使用し、甘味を追加しました。小松菜ともやしのお浸しでは、鉄の摂取量を増やすために小松菜を、エネルギー量を増やすために油揚げを使用しました。 給食献立を作成していく中で、給食献立のノウハウのみならず種子島の食材や粗糖の調理法について理解を深めることに繋がりました。 ?豚肉の味噌炒め ?種子島産粗糖で味付けを行いました。 ?具だくさん けんちん汁 ?出汁に隠し味で種子島産粗糖を使用し、種子島の野菜は、 ?小松菜ともやしのお浸し ?麦ごはん ?牛乳 共立女子大学考案 給食献立内容の紹介 「冬瓜」「里芋」を使用しました。 種子島中種子町学校給食の取り組みについて

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