2023種子島粗糖デジタルブック
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⑦ 鍋に⑤を加え、鍋底に線を引いてゆっくり埋まるくらいの粘度になるまで練る。最後に塩 3210-1-2-33210-1-2-3を加える。 ☆コメント☆ ?官能評価では上白糖と粗糖で作ったどら焼きの特性には有意差はありませんでしたが、コメントでは、上白糖で作ったこしあんは、すっきりとした甘さが特徴であるのに対し、粗糖で作ったこしあんは、香りが強く、こく深く、甘みを強く感じ、生地と良くマッチしているという意見があがりました。官能評価の嗜好評価では、粗糖のどら焼きは有意に、こくがあると評価されました。 ?どら焼きの皮は焦げやすく、加熱温度は低温でじっくり焼いた方がきれいにできました。また、油を薄く広くホットプレート上に塗ることも焼き色をよくするために重要でした。そして、丸くきれいな形にするために、ホットプレート上には丁寧に一点に生地を垂らすことも大切でした。 【特性評価】 上白糖 どら焼きの官能評価 粗糖 【嗜好評価】 ねっとり感舌触り香り硬さ甘さ総合評価ねっとり感こく(味わい)香り舌触り硬さ(n=9-11、 **:p<0.01) 甘さこく(味わい)**

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