種子島産粗糖プロジェクト
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調理学研究室 卒業演習 19D518 志藤芽生 19D536 水野里菜 19D748 吉原日南乃 19D749 窪谷香凜 【共立女子大学 × 住商フーズ 種子島産粗糖プロジェクト】 共立女子大学?共立女子短期大学と住商フーズ株式会社は、産学連携協力に関する協定を2022年に締結しました。これは両者が多面的な連携のもとに相互に協力して、教育?研究の推進、人材の育成及び産業と社会の発展に寄与することを目的とした協定です。 2022年度より、住商フーズ(株)の商材「種子島産粗糖」の認知度向上などを目指したレシピ開発に取り組む「種子島産粗糖プロジェクト」として取組みが開始しました。6月には、「種子島産粗糖」の生産地種子島をZoomで繋ぎ、住商フーズ(株)と、種子島の基幹産業の製糖業を担っている新光糖業(株)より種子島について、豊富な食資源について、そして種子島産粗糖についてのレクチャーいただきました。その後、メニュー考案、試作など行う中、8月2~4日、鹿児島県種子島の視察に行かせていただきました。現地訪問を通して種子島の豊かな自然と多くの産物に囲まれた暮らし、心優しい方々と触れ合い、種子島の魅力を存分に感じました。また住商フーズ、新光糖業の皆様からお話を伺う中で、企業努力と粗糖づくりの情熱を感じました。 私たちは、レクチャーしていただいた内容、種子島視察の経験とともに、粗糖の調理性を確認する実験も行い、レシピを考案しました。レシピを考えた際に意識したポイントは5つあります。1)粗糖が主役となる料理、2)やわらかな甘みとコクを感じられる料理、3)低温で褐色する粗糖ならではの性質を活かした料理、4)種子島のあたたかさを表現できる料理、5)種子島の食材を取り入れた料理です。そして、これらレシピをデジタルブックとしてまとめました。 今回作成したレシピをきっかけとして粗糖の魅力、そして生産地である種子島の魅力を多くの方に知ってもらいたいと思います。 2022年度 共立女子大学 家政学部 食物栄養学科 1

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