南三陸町フィールドワーク 活動報告書
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【目的】南三陸町フィールドワークでは、「フィールドワークを通じて、東京の女子大生が、地域振興を考えよう」をテーマに、南三陸町の方々と交流し、体験をすることで地元の取組みを学ぶプログラムである。初めに講義を通して、地域の現状と施策、産業の実態などに関する基礎知識を身につける。そのうえで、オンラインでのフィールドワークや課題解決型グループワークにより、地域の特性や魅力を理解し、南三陸町が未来に向かって継続し活気ある地域であるために、各グループで企画を考えプレゼンテーションし自分たちの思いを伝える。 【プロジェクト内容?結果】 「企画概要」 キッチンカーを活用した「海山里を融合させたカフェ居酒屋」を提案した。?集まって、関わって、広げよう!キッチンカーで見つける南三陸の海山里」をテーマに掲げ、観光客だけではなく、地元の人にも愛されるしおさい通り作りを通して?まちなか再生?を促進することを目的とする。現状分析からさんさん通り商店街の賑わいがまちなか再生の大きな足がかりとなっていると言えるものの、反対にその周辺エリアは空地が目立つことから、成長途中にあるしおさい通りに着目した。 「カフェ?居酒屋」 キッチンカー運営に必要な物資はほぼ全て南三陸町で完結させていることが大きな特徴のひとつだ。店内家具や備品には南三陸杉を活用し、食事メニューには南三陸産の魚介類や農作物を採用する。メニューは昼と夜で異なり、フードロスの削減も見込まれる。 【考察】 事前講義から南三陸町には「まちなか再生」を促進することが必要と発見し、地元の方も観光客も気軽に訪れることが出来るようなカフェ居酒屋を提案した。その結果、南三陸杉といった地元の特産物を活用することで愛着が湧き、親しみを持ってもらえることが分かった。このことから、地域振興にはその土地縁のものの活用が必要不可欠であることが分かった。 【謝辞】 本プロジェクトは南三陸町のご関係者様のご協力により行うことが出来ました。心より厚く御礼申し上げます。また、学内のご関係の皆様にも多大なるご助力を賜りましたこと、お礼申し上げます。 集まって、関わって、広げよう!キッチンカーで見つける南三陸の海?山?里 2021年度共立女子大学?短期大学PBL社会連携プログラム 南三陸町フィールドワーク 観光_交流人口班 国際学部 3年 鈴木 茉佑?2年 水谷 咲紀 生活科学科 1年 田邊 万桜 対応するSDGs

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