南三陸町フィールドワーク 活動報告書
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  2021年度 共立女子大学?短期大学PBL社会連携プログラム 南三陸町フィールドワーク「日本初!修学旅行生に向けた たこミュージアム建設計画」【目的】南三陸町フィールドワークは、?フィールドワークを通じて、東京の女子大生が、地域復興を考えよう?をテーマに、南三陸町の方々と交流し、体験をすることで地元の取り組みを学ぶプログラムである。講義を通して、地域の現状と施策、産業の実態などに関する基礎知識を身につける。その上で、オンラインでのフィールドワークや課題解決型グループワークにより地域の特性や魅力を理解し、南三陸町が未来に向かって継続し活気ある地域であるために、各グループで企画を考えプレゼンテーションを通じて自分たちの思いを伝える。【提案内容】企画概要決定まで…南三陸町は学べる街であり以前から民泊が盛んだったことを伺い、修学旅行生の増加が南三陸町の盛り上がりにつながると考えた。そして事前学習で水タコと真タコを試食し南三陸の豊かな海について学んだことを活かし、南三陸町=たこというイメージ付けをしたいと思った。よって修学旅行生×たこがコンセプトになり、「たこミュージアム」というインパクトある計画を打ち出した。展示コーナー…たこミュージアムで最も重視したことはインパクトだ。たこをイメージしたユーモアな外観のミュージアムでは、たこを食べ比べクイズを通して学べるコーナー、たこせんべい体験コーナーが設置され、夏期限定でたこをイメージしたかき氷の販売を行う。修学旅行生が体験しながら楽しく学べる、最適な環境が整っている。スケジュール感?予算と収入見込み?体制?期待できる効果…豊富な体験学習を用意し修学旅行生の学びを深められる場を提供することで、南三陸町を修学旅行先に選んでもらう。団体利益の見込みの安定を図るとともに、子どもたちが南三陸町の発信源になることを期待している。また本企画は、事前講義を踏まえSDGsを意識した内容になっている。【考察】今回のフィールドワークを通して、修学旅行生を増やし、子どもたちが発信源になって広めてもらうことで南三陸町を盛り上げることにつながると考えた。そこで、南三陸町の海や、特産物であるたこの魅力を楽しんで学べるたこミュージアムを提案した。企画からプレゼンテーションを通して、修学旅行生や観光客だけでなく、地元の方々にも愛される場所になるよう、子どもから大人まで楽しんでもらえるミュージアムを作ることが必要であると考えた。【謝辞】本プロジェクトを行うにあたり、ご協力くださった南三陸町のご関係者様に心より御礼申し上げます。また、学内のご関係者の皆様にも多大なるご尽力いただきましたこと、心より感謝申し上げます。文芸学部文芸学科2年 竹内晴菜、家政学部児童学科1年山崎未紘、食物栄養学科1年 飯塚めい

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