2019年、本学は宮城県南三陸町と連携協力に関する協定を締結しました。 南三陸町はホヤの生産量が日本一でありますが、東日本大震災の影響から海産物の輸出制限がかかってしまい、ホヤも主たる輸出国であった韓国への輸出ができなくなってしまいました。このような状況から、ホヤの国内消費を促すため、国内消費者に向けてホヤの魅力を伝えていき美味しい料理を提案することが必要です。 南三陸町歌津中学校では、地域の食資源を活用した課題解決型学習として、ホヤの現状や地域食材について学び、ホヤの国内消費拡大を目指してこれらの食材を使ったレシピを考案、「1日レストラン」を開催することとなりました。この連携授業については本年度で3年目を迎え、今回はホヤを使ったお弁当をテーマにレシピ考案をおこないました。私達はこの取り組みに加わり、中学1年生と共に食資源の大切さについて学び、中学生のメニュー考案や「1日レストラン」の指導、サポートを行いました。 こちらのレシピ集は、2022年度歌津中学校1年生と本学食物栄養学科4年 調理学研究室卒業演習生が、ともに話し合いを重ねながら考案したレシピです。こちらのレシピ集を活用していただき、ホヤの魅力を知っていただければ幸いです。 2023年1月 はじめに
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