Q1 現在の学部(学科?コース?専攻?専修)に進学を決めた理由は?
フランス、イタリアに旅行し、絵画や彫刻等の芸術に直接触れて感動したことをきっかけに西洋美術に強く惹かれて独学をしていましたが、きちんと美術史を学ぼうと考えました。また、古文や漢文も好きで日本美術史も学びたいと考えました。そして、学芸員の資格を目指すことで、より具体的に美術と関わりたいとも考えました。
共立女子大学は、美術史や学芸員の学習と絵画や彫刻の実技の両方が学べることが魅力で選びました。
Q2 所属コース?専攻?専修の特長や学びのスタイルは?
文芸学部は、自身のコースの他にコースを越えて履修することもできるため、造形芸術コースで学んでいる日本美術史の絵巻物に関連して、日本文学コースの古文や変体がな文字の学習をすることが出来たり、劇芸術コースの古典芸能とも関連して学べたり、東洋美術史に関連している漢文を学べたり多角的に学べることが魅力です。
Q3 印象に残っている授業は?
西洋美術史演習です。
英文の聖書と美術史の本を和訳、典拠、作例をあげながら学生が担当して研究発表する授業を通して、聖書の内容と美術史の関係を具体的に学びました。難しいと感じる部分もありましたが、西洋美術史を学ぶ上で聖書と美術史の関係は基本中の基本であり、典拠をしっかり押さえての作例などの学習は、今後の生涯を通して西洋美術を学び続ける大きな基礎となりました。
Q4 大学卒業後の進路は?
西洋美術史の研究をしたいと考えます。
Q5 将来に向けて今努力していることは?
授業での美術史をしっかり学習することは勿論、それに関連する学びとして実際に博物館を訪ねたり、関連施設(西洋建築史)を訪ねたり、書籍を調べたりと、積極的に学んでいます。また、美術史をより具体的に学ぶために、絵画や彫刻、デッサンの実技を学び文献に出てくる技法や作品解説の意味か理解できるよう大学での学習の他に、自宅でのデッサン等を続けています。
Q6 授業以外で力を入れて取り組んでいることは?
学生として、とにかく勉学第一で取り組んでいます。
Q7 共立女子大学?短期大学の先生や学生の雰囲気は?
女子大学だからこそ、学生同士がおっとりしていて穏やかで落ち着きがあり学びやすいと感じます。女性の先生も多く学習内容だけでなく、先生の人生経験や姿勢から学ぶことが多いと感じます。
Q8 キャンパスやキャンパス周辺でお気に入りスポットは?
お向かいの学士会館は、某ドラマでは歴史ある銀行の建物の内部として使われるなどクラシカルな素敵な雰囲気で特別なお茶の時間が過ごせます。
Q9 キャンパスライフの楽しさ、充実感は?
コースを越えての学びが出来るなど多角的な幅広い学びができることは、まだ道を決めきれていないときにも色々な可能性を与えてくれることにもなると考えます。