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ALUMNI INTERVIEW
卒業生インタビュー
家政学部 食物栄養学科

「食事」「栄養」の力で
患者さんの回復を支える


家政学部 食物栄養学科 管理栄養士専攻(2021年度卒業)
勤務先:独立行政法人国立病院機構埼玉病院 管理栄養士

Q1 現在のお仕事の内容について詳しく教えてください。

病院で「給食管理業務」と「臨床業務」に関わっています。給食管理業務の主な仕事は献立の作成です。栄養価や食費を考えながら献立を作成し、検食※1や嗜好調査を通して適切な食事提供ができているかを評価しています。食物アレルギーのある患者さんが入院された際には、個別献立の作成も行います。臨床業務では栄養管理計画書の作成や、食事調整、栄養指導を通じて、日々患者さんの栄養管理に携わっています。食事摂取量が落ちている患者さんの食事調整を行い、食べられる量が増えて栄養状態が改善した時に大きなやりがいを感じます。食事摂取量が落ちる原因は食欲だけではありません。嗜好や食形態※2なども影響しており、「なぜ食べられないのか」「どうしたら必要な栄養が充足するのか」を考えて実行にうつす毎日です。反対に、食べ過ぎや食事バランスの悪さが原因で過栄養になっている患者さんに栄養指導を行うこともあります。「生きること」と「食べること」の密接な関わりを常に実感しながら仕事に取り組んでいます。

Q2 大学での学びが現在のお仕事に活かされていることは何でしょうか。将来の目標についても教えてください。

患者さんの栄養管理には、栄養や調理に関する幅広い知識が必要です。大学で講義や実習を通して学んだ内容は、ほとんど全てが現在の仕事に直結しています。特に重要なのが臨床栄養学で、学生時代に積極的に学んでおいて本当によかったと感じます。しっかりとした知識があるからこそ、根拠に基づいて、自信を持って栄養管理ができています。また、給食の調理は外部に委託していますが、献立作成時には厨房の動きを考慮することが欠かせません。その場面で、大学の給食経営管理実習で経験した大量調理の知識や経験が活かされています。近年、栄養の重要性がさまざまな場で語られるようになってきました。入院した患者さんの治療に早期から栄養士が介入すると、回復が早まり、退院までの日数が短くなることが示されています。また、威尼斯赌博游戏_威尼斯赌博app-【官网娱乐网站】6年の診療報酬改定でも栄養に関する加算が新設されており、リハビリや口腔と栄養との連携が重視されています。こうした社会の動きを注視しながら、今後も病院栄養士の価値を高められるよう、患者さんにとって最適な栄養管理を行い、自分自身も成長していきたいです。そしてより多くの患者さんやそのご家族の支えになれるよう、楽しく働き続けたいと思います。

Q3 学生生活の中で、学び以外で印象に残っていることを教えてください。

大学の近くにおいしい飲食店が多く、よく友達とカフェに行ったり、カレーを食べに行ったりしていました。

Q4 共立女子大学、食物栄養学科 管理栄養士専攻の魅力は何だと思われますか。

管理栄養士専攻は必修の科目が多く、国家試験合格に向けて学ぶことがたくさんあります。忙しい毎日ではありつつも、授業を受けるメンバーが基本的に同じなので、友達と協力しながら実験したり、試験勉強をしたりと、楽しく過ごすことができます。先生方も面白くやさしい先生が多いので、気軽に分からないことを質問でき、進路の相談にも親身に対応していただきました。国家試験が近づくと対策の授業も多く実施され、手厚いサポートを受けられる点も魅力です。

Q5 特に今のあなたの礎となった共立女子大学での経験や体験をお聞かせください。

病院での実習が印象に残っています。講義で学んだ知識が現場とこう結びつくのか、という発見の連続でした。この実習の中で、確かな知識がないと患者さんに適切な指導ができないことを実感し、管理栄養士としての姿勢の基礎が育まれました。

※1 適切な加熱や冷却が行われているか、異物混入がないかなど、安全性を確認するための試食
※2 食べる人の摂食?嚥下機能に応じた調理形態のこと。きざみ食、ミキサー食などがある

(2025年2月掲載)

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