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ALUMNI INTERVIEW
卒業生インタビュー
家政学部 食物栄養学科

お客さまの「おいしい」のために
新しい味を追究する


家政学部 食物栄養学科 食物学専攻(2018年度卒業)
勤務先:キリンビール株式会社 マーケティング本部 マーケティング部 商品開発研究所 中味開発グループ

Q1 現在のお仕事の内容について詳しく教えてください。

キリンビールを代表する商品の一つ、チューハイ「氷結?」の中味開発業務に取り組んでいます。プロジェクトを取り仕切るマーケティング担当から提示されるコンセプトに合う味を考えて形にし、チームでの議論やお客さまへの調査を重ねてレシピを決めていく仕事です。それと並行して、実際の製造現場で問題なく製造できるかの確認や、原料の品質確認、パッケージ表示情報の作成も行っています。最近では「氷結?mottainai」という商品の中身開発に携わりました。「モッタイナイ!を、おいしい!に。」をコンセプトに、通常であれば廃棄されてしまう果汁を原料としたチューハイです。農家の方を訪れるところから始まり、原料が決まった後も、配合などを試行錯誤しながら商品を完成させました。そうした過程を経て、自分の手がけた商品が店頭に並ぶ姿を見るのが何よりの喜びです。

Q2 大学での学びが現在のお仕事に活かされていることは何でしょうか。将来の目標についても教えてください。

卒業研究では、「小麦粉を使用せず、サゴでんぷんという素材に置き換えてパスタをつくる」というテーマに取り組んでいました。原料を触りながらその特性を理解していったり、うまくいかない時は思い切って違う方法でやってみたり、美味しいものをつくるために粘り強くチャレンジしました。このプロセスは中身開発の仕事も同じで、研究を通して身につけた姿勢が今に活かされています。また、大学時代はおいしいものが好きな人たちに囲まれていたこともあり、「食」へのアンテナを常に張っていました。流行が常に変化する中、お客さまが「おいしい」と感じる商品開発を目指す上で、このアンテナが役に立っています。今後の大きな目標としては、お酒を飲む人も飲まない人も、心地よく共存できる世界がつくれるといいなと考えています。そのために、お酒でもノンアルコール飲料でもない、新たなカテゴリーの飲み物の開発に挑戦していきたいです。

Q3 学生生活の中で、学び以外で印象に残っていることを教えてください。

共立女子大学の周囲には歴史?文化を感じる街並みが広がっており、自然豊かで、おいしい飲食店もたくさんあります。在学中はよく友人と皇居の桜や紅葉を見に行っていました。今になって振り返ると、かけがえのない大切な時間だったと思います。

Q4 共立女子大学、食物栄養学科 食物学専攻の魅力は何だと思われますか。

全ての学部が一つのキャンパスに集まっている点が共立女子大学の一つの特長で、他学部の授業も履修することができます。専門分野の勉強はもちろん大切ですが、関係のない分野の授業を受けることで自分の潜在的な興味に気がついたり、他学部の人とのつながりができて助け合う仲間になれたりと、自分の幅が広がりました。大学卒業後、在学中に学んでいた内容と全く異なる仕事に就いている人はたくさんいます。大学時代は専門分野に縛られず、興味のあること、やりがいを感じられることを見つけていければいいのではないでしょうか。その点で、共立女子大学は、限られた大学生の時間を有意義に過ごせる大学だと感じます。食物学専攻の魅力は、特定の免許?資格に限定せず、自由に「食」の学びを追求できる点です。幅広く学んだからこそ、今、本当に好きな仕事ができていると感じます。

(2025年2月掲載)

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