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ALUMNI INTERVIEW
卒業生インタビュー
家政学部 被服学科

「ミシン」を通して
世界中の人々に豊かな生活を届けたい


家政学部 被服学科 環境?衣生活コース*(2021年度卒業)
勤務先:JUKI株式会社 縫製機器&システムユニット スマートソリューションカンパニー

Q1 現在のお仕事の内容について詳しく教えてください。

私が勤めるJUKI株式会社は、世界シェアトップの工業用ミシンメーカーです。世界の隅々まで「衣」を届け、世界中の人々の生活を豊かにしたいという思いで仕事に取り組んでいます。メインの業務は、JUKIのミシンを使う縫製工場の生産性向上に向けたコンサルティング活動です。独自の調査方法で工場の現状を把握し、そのデータをもとに改善策を立案して、取引先のトップを相手にプレゼンテーションを行っています。また、新たに工場を立ち上げるためのプラント設計も業務の一つです。ある国の大統領夫人から「自国に縫製工場をつくりたいので手伝ってほしい」と依頼を受けたこともあります。その国は、縫製工場が一つもないような国でした。その際は、工場設立に向けて、生産アイテムの選定や使用機器、必要人員、所要時間などの生産工程を検討して提案し、採択されました。「衣」で世界中の人々の生活を豊かにする、という目標に一歩近づけたことが嬉しかったです。最近では、新商品の企画書作成や販売価格設定なども担当しています。自身が企画した新商品が販売開始された際は、誰かの役に立てていることを実感でき、大きな達成感がありました。

Q2 大学での学びが現在のお仕事に活かされていることは何でしょうか。将来の目標についても教えてください。

コンサルティング業務においては、アイテムが完成するまでに必要な縫製工程と機種、時間を書き出した「工程分析表」を作成します。その際に、縫製手順や縫製用語、CAD図面の知識など、学科で得た学びが活かされています。在学中に服づくりを経験したことで、縫製工場のオペレーターの方の気持ちを理解?想像できる点も強みです。工場管理者と現場の方、両者の意見をくみ取った提案活動につながっています。将来の夢は、縫製工場のトータルコーディネーターになることです。現在は、縫製工場の生産性向上に向けたコンサルティング活動やセミナー講師をしていますが、ゆくゆくは生産性以外の面にも関わっていきたいと考えています。オペレーターの方が働きたいと思える工場にするためのイメージコンサルティング、工場設計など、お客さまの工場を大きくするためのトータルプロデュース力を身につけることが目標です。

Q3 学生生活の中で、学び以外で印象に残っていることを教えてください。

在学中は競技ダンス部に所属し、部長も務めました。社交ダンスを競技化したもので、提携校である早稲田大学の学生とペアを組み、試合に出場していました。部長の経験を通して、人と話す力、自身の考えを伝える力が磨かれました。

Q4 共立女子大学、被服学科の魅力は何だと思われますか。

共立女子大学は専門的な学部が多く、自分の好きなこと?興味のあることに本気で打ち込めます。目指したい将来像が明確で、ゴールに向かって突き進みたい人にはぴったりの大学です。そして、まだ将来の夢ややりたいことを模索している人にとっては、自身の可能性を広げてくれる大学だと思います。学生と先生との距離の近さも魅力で、いつでも相談に乗ってもらえる環境がありました。助手の方も非常に優しく、常に私たちを気にかけて、勉強をサポートしてくれました。

Q5 特に今のあなたの礎となった共立女子大学での経験や体験をお聞かせください。

入学後すぐに履修した和裁の授業で、すべて手縫いで子ども用の浴衣を製作しました。その時に、「1着を仕上げるのにこれほど時間がかかるのか」と心が折れそうになったことを覚えています。その後に洋裁の授業があり、ミシンで洋服を縫いました。手縫いの大変さを知った後だからこそ、ミシンの便利さと重要性を痛感し、ミシンメーカーに就職する一つのきっかけとなりました。

*現 被服科学コース

(2025年2月掲載)

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