Faculty of International Studies
更新日:2025年04月18日
授業紹介
【国際学部】中村信之ゼミの学生がSDGs探究AWARDSに挑戦しました
2024年度中村信之ゼミの3年生が「SDGs探究AWARDS2024」(主催:一般社団法人 未来教育推進機構 後援:国連広報センター、文部科学省、外務省等)に参加しました。本大会は「世界の問題を自分ごとに」をキーワードに、社会課題の解決に向けたアクションに向けた企画やアイデアの発表の場として、大学を始めとする多くの教育機関が参加しています。中村(信)ゼミでは3チームに分かれて、SDGsの各ゴールの達成に向けて、課題を抽出し、解決するためにどのようなアイデアが必要か、毎週のゼミでグループ活動を実践しました。各グループのリーダーを務めた学生の声を紹介します。
いちご組(タイトル:ファストファッションにおける水問題)
私たちのグループは、ファストファッションにおける水問題をテーマにし、特に水質汚染、水の大量消費に着目しました。水質汚染の原因は水質汚染と水の大量消費について染色の過程で汚染された水が、水路や川に流されることによって起きます。解決するアクションとして飲み残しなど日常生活で廃棄されるような液体を中水として、服の製造過程に利用できるのではないかとメンバー同士で考えました。自分たちが出来るアクションを考える部分が非常に苦戦しました。中間発表があるなかで他のメンバーの意見などを取り入れながら意見を出し合うことで完成に近づけていきました。今後は卒業論文の執筆に向けてメンバー同士で意見を出し合って頑張っていきたいです。
かわうそ(タイトル:すべてのジェンダーが生活しやすい社会 ~LGBTQ の差別をなくす~)
私たちのグループでは、「目標5: ジェンダー平等を実現しよう」に着目し、LGBTQの方々が差別を受けることなく生活できる社会を実現するためのアイデアを考えました。特に教育に焦点を当て、メンバー同士で協力しながら、他大学へのインタビューや新聞記事の収集、日本の道徳の教科書の調査などを行い、ジェンダー平等が進んでいる北欧と日本の性教育を比較しました。短期間でアイデアをまとめるのは大変でしたが、他のグループや中村先生からのアドバイスもあり、なんとか形にすることができました。今後ゼミのメンバーそれぞれが卒業論文や就活などで様々な課題に直面すると思いますが、今回のように、お互いに支え合って乗り越えていきたいです。
とまと(タイトル:古本を使ったコミュニティ形成in神保町)
私たちのグループでは、SDGs目標11「住み続けられるまちづくりを」に着目し、神保町の古書店街を地域コミュニティの拠点とするアイデアを出しました。古書店街でのインタビューを参考に、誰でも参加できる交流ワークショップを企画し、衰退する街にどのような効果があるかを考えました。活動する中で、メンバーとの情報共有や対話の大切さを学びました。また、他のグループや先生から、様々な角度の意見やアドバイスを得ることができ、アイデアをより良いものにすることができました。これらの経験は、卒業論文や今後の研究を進めるうえでの考え方の土台づくりやテーマの深掘りに役立つと考えています。これからも、みんなで仲良く頑張っていきたいです。